昨年も美味しい儲けばなしにのっかって、騙された人が多数でたニュースが話題になりました。
「スマホで写真を撮るだけで、簡単に楽して月数万円儲かる」というようなふれこみでした。で、その儲けるためにシステムが必要でその初期投資が数十万必要。支払ってはじめてみたはいいけど、ぜんぜん儲からない…騙された方はさぞかしがっかりされたことでしょう。
日々、たくさんの儲け話が世の中には出回っています。世の中にはそんな、タダでもうかる、なんて話はありません。
虎穴に入らずんば虎児をえずというように、儲けようとするならリスクはつきものです。
ビジネスの世界ではリスクというと「失敗」という意味にとらえられますが、投資の世界ではリスクは、「収益の変動性」の意味合いでとられます。
つまり、ハイリターンがほしければハイリスクということです。変動性がおおきければ儲けも大きい。
わかりやすい図があります。
株価の変動のようなものを表したグラフ、とでも考えてください。
マイナスへの振り幅=リスクが小さければ、上への振り幅=儲けも少ないことになります。
逆に
マイナスへの振り幅=リスクが大きければ、上への振り幅=儲けも大きいことになります。
リスクが怖いと感じる方が多いですが、逆にリスクをとらなければ大きく稼ぐことはでいないのです。
リスクをとれば必ず稼げる!ということではありません。「リスクなしで儲かりますよ!」「楽してほったらかしで毎日数万円稼げますよ!」なんて、リスクを取らずに儲かる話なんてないですよ、ということが大事なのです。