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配偶者扶養の新たな壁-82万円の壁-

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年金制度はもはや崩壊ですね…われわれの老後はどうなってしまうのやら…

政府は今後の年金改革で、年金の支給開始年齢を現行の65歳から70歳にまで引き上げる案も検討しているようです。
年金の支給開始年齢が上がれば、年金の支給額も減らせるわけです。一方、年金の支給額を減らす一方で、年金保険料の負担を増やす案も出ています。

 

パート主婦に82万円の壁が出現!

現在は、サラリーマンの夫の扶養に入っている専業主婦は、年金保険料を払わなくても国民年金を受給できるようになっています。さらにパートをしていても年間106万円を超えた収入がなければ、年金保険料を自分で負担しなくても扶養のままでいられます。年間106万円、月にすると約8.8万円を超えた額の収入があると、年金保険料を自己負担しなければいけません。

いわゆる106万円の壁というやつです。

短時間労働でも雇用契約で以下の条件になると、扶養からはずれて社会保険に加入しなければいけません。
(1) 月収8.8万円(年収106万円)以上
(2) 勤務先の従業者数501人以上
(3) 契約期間1年以上
(4) 週20時間以上
(5) 学生ではない

しかし、厚労省はこの106万円の壁をさらにヘビーなものにしようとする方針をたてているようです。

パート主婦が年金保険料を自己負担しなければいけない額を年間108万円から年間82万円にまで引き下げようとしているのです。月にすると6.8万円にまで下がります。6.8万円です。

サラリーマン夫の扶養であるメリットがないですね…

これからの時代、どう稼ぐか?

パートをして家計を支えている妻がサラリーマン夫の扶養に入っていて、社会保険の加入をしていない場合、どうしますか?

パートの時間を減らして、壁を越えない額内で働くようにするか、逆に自己負担になってもいいからたくさん働くようにしますか?

これからは、やはり国に頼らなくても自分で稼ぐ力が必要になってきます。そしてお金の事も学んでいく必要があります。自分でしっかり稼いで、稼いだお金を投資するなどして、自分の身は自分で守る時代に突入しています。

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