堀江さんの本です。タイトルのインパクトの強さに買っちゃいました。堀江さんのイメージで『99%の会社はいらない』と言われると、どうせ「クソみたいなくだらないことしかしてない企業なんて、潰れてもいっしょだよ」みたいなこと書かれてると思うかもしれませんが、大違いです。
これからの未来を強く生きていこうと思える勇気をもらえる本です。
最近、リンダクラッドンの『WorkShift』やちきりんさんの本を読んで、「仕事」と「会社」というものに対する価値観が変わりつつあります。
同時に、Newspicksでのコメントやプレイボーイなどでの堀江さんのコメントや発する言葉を目にするうちに、堀江さんに対するイメージも変わっていました。
いまmでは「ライブドアの粉飾決算して逮捕された人」くらいのイメージしかありませんでしたが、今は「この人、すごい人や!」と感じています。
戦後からバブル経済の中でつくられてきた日本的な「会社」という組織にしがみついている意味はあるのか?と問われる話にはじまり、「じゃあこれからの社会で、どうやって、楽しく強く生きていくことができるか?」を堀江さんの実践していることも含めて書かれています。
大きな組織に所属する意味
昔は大企業に就職できることができれば、人生バラ色、みたいな価値観があたりまえのようでした。いまだに、そいういった価値感はある程度は残っていると思います。
わたくしも、一時期は大きな企業に属していたこともありましたが、その時期以外は小さい組織にいることがほとんどでした。一概には言えませんが、大きい組織にいると心から楽しくないですね。「自分がやる意味」が感じられないというか、「やりがい」みたいな部分が弱い気がします。
大きな組織では実現できない楽しさがあり、テクノロジーが進化したこの社会で便利なことはとことん活用して、失敗を恐れず強く楽しく生きていこう、ということを堀江さんはこの本で教えてくれます。
読むなら週末とか1日の仕事終わりに読むことをおすすめします。日曜日の夜とか出社前に読むと、会社に行くのがバカバカしくなって「自分も自分の力で何かできるんじゃないか!?」と妙な勘違いをしちゃう可能性がありますので、要注意です。
超個人的によかったところ
「いまだに電話してくる奴は何なんだ?」ということが書かれてる箇所があります。大賛成です。なんなの?て思います。仕事でLINEやメールも使っているんだから、電話いらんやろって常々思ってたんで、堀江さんが言ってくれて、スッキリしました。
電話という時間泥棒、やめてほしいです(´・ω・`) ショボーン