名古屋市営地下鉄の駅構内で、無料貸し出ししている傘「友愛の傘」ニュース。
54年間続いていて、これまでに12万本の寄付があったのに、ほとんど傘が戻ってこないそうです。
素直な感想としては
「そりゃ、戻ってこんでしょ…(´・ω・)」
「友愛の傘」というシステムは、地下鉄乗った時は雨降ってなかったけど、降りた時には雨が降ってる..!!そんな時に、「友愛の傘」から借りていけば、雨に濡れずにすむよね!うれしいね!
その傘をまた戻しておけば、他の誰かが困ったときに助かるよね。
みたなことです。
戻ってこない原因
例えば、帰宅途中に「友愛の傘」を借りていったとします。無事自宅まで雨に濡れずに帰れました。翌日、前日の雨が信じられないくらい、快晴!!いい天気!最高!気持ちいい!今日も1日がんばるぞ!!
…なんて日に、手荷物になる邪魔な傘を持って戻しに行きますかね…中にはきっと、「借りたものだからちゃんと返さなきゃ!」という素敵な心持ちのかたもいらっしゃると思いますが..大半は天気いい日にわざわざ傘なんて持ち歩きたくないですよ。で、まぁなんやかんやしてるうちに、傘を返すことなく借りパク。私物化(ノД`)
ニュースの文章を読む限り、名古屋市営地下鉄さんは、利用者が便利になればよく、「絶対傘もどせやぁ(#゚Д゚)」という印象はうけませんでしたが、傘を戻してもらう案を勝手に考えてみました。
どうしても返却してほしいなら案1
まず大前提として「友愛の傘」とわかるラベルを傘に付けること。シールでもいいっす。
で、借りてった傘は運送会社が回収してくれるシステムにする!例えばヤマトさんが。さすがに毎日回収してっていうのは酷な話で、月一で回収日が決まっていて、ネットで申請しとくとその日に取りに来てくれる。傘なんで、外に置いておく。申請のあった家にヤマトさんが回収へ。外に置きっぱにしてある「友愛の傘」ラベルのついた傘を。ヤマトさんは駅に配達。傘はもとどおり。
これなら返す手間も省ける。留守でも回収可。ただヤマトさんが結構ヘビー。働き損な感じも。イマイチか… TДT)
どうしても返却してほしいなら案2
そもそも、傘に対する価値観を変える。
こちらの記事によりますと、コンビニで売ってるビニール傘は、年間5,000万本はゴミになっておるそうです。
すごい数ですね!!
日本の人口の半分の人が、年に1本傘を捨てておるということです。
確かに、コンビニ傘が登場して、随分と楽になりました。
たかだか500〜600円の傘なので、急に雨に降られても「コンビニで買えばいっか」、で済みます。なんの柄もない真っ白な傘だし、なくなっても気にしなーい。
という、傘に対する価値観。これがあかんのでは?
別になくしてもいいものなら、返さなくても誰も困らんやろ。と思います。誰だって。コンビニ傘だと「この傘は自分のもの感」が薄いですよね。激薄です。
ということは、「これはなくなってしまっては困る!」というものになれば、傘は貴重なものだという感覚になって、借りパクに罪悪感がうまれて返しにくるのでは。
まぁ、どちらにしろ、借りパクの罪悪感も生まれるし、これは駅から借りた傘だとわかるし、傘に「友愛」マークのシールでも付けときゃいいんじゃないでしょうか。