こんな記事がでておりました。
個人間の「スキルシェア」事業者が副業解禁でも相次ぎ撤退する事情
スキルシェアとは昨今話題のシェアリングエコノミーの一種。物の共有ではなく技術を共有することをスキルシェアといいます。
この記事では個人間のとありますので、例えば「語学を教えてほしい」「パソコンの使い方を教えてほしい」という人に、別の個人が技術を提供して、提供をうけた人はお返しに何か技術を提供したり、お金で報酬をお支払いしたりする、個人と個人の間でやりとりが完結することをいっております。
上記の記事では、
政府が副業解禁してるのに副業ってそこまで広がってないよね。そんでスキルシェアのサービス撤退が多いよ。
てこと言うておるんですが、副業=スキルシェアでではないと感じております。
スキルシェアが広がってないのは、日本人が「何か技術学びたいな」とか「これやりたいけどどうやったらいいんだろ」て悩んだときにスキルシェアという選択肢が思い浮かばないからだと感じます。
とはいえ、副業がそこまで広がってる感は感じておりません。
なぜなんでしょう?
1.企業が副業を認めていないから
毎度、副業の話になると、この点が指摘されますが、じゃあ企業が「副業かいきーん!」てなったら副業やる人増えるんでしょうか?
「おれ、副業やりたいんだけどさー、会社が禁止してるからなー」なんて話聞いたことないですけどね。私の周りにいないだけでしょうか。
2.副業つっても何やっていいかわからない。
こういう人多いのではないでしょうか。例えばもし、わたしが営業のお仕事だった場合、何か没頭している趣味があればそれをなんとかお金にしてみようと思うかもしれません。しかしそういったものを持ち合わせていなければ、副業っつっても何していいかわからんと思います。
3.でも実はみんな副業やってる説
年間副業収入で20万円越えなければ確定申告しなくてもよいので、20万円以内で副業をやっている人がけっこういるのでは?という気がします。会社に内緒で。
そもそも副業ってどこから副業になるねん!?て線引きもはっきりしませんが、ネット転売などをやっていて年間の収入が20万円越えてなければ副業じゃないっすってなるのかな?
と、副業解禁について考えてみましたが、企業側が副業を解禁するメリットを実は感じてない、働く側が本業の拘束時間以外で働く気なんて起こらない、実は副業してるけど内緒だから言えない、などの理由がぼんやりと言葉にせずとも微妙なバランスを保っているので、副業はまだまだ広がっていかない気がします…