「アメリカではフリーランスが増えている」というニュースが気になってページをひらいてみたものの、サイドバーに表示されていた、人気記事トップ5の3位に「三重発 アコヤ貝の“会話”を読み解き海の異変を察知する「貝リンガル」」というニュースの見出しに惹かれて、アメリカのフリーランスのニュースそっちのけで、「貝リンガル」ニュースを読んでしまいました。
https://wisdom.nec.com/ja/collaboration/2018062801/index.html
真珠で有名な三重県の宝飾品大手のミキモトが、真珠をつくるアコヤ貝の状態をセンサーで把握し赤潮などの海の異変を察知するシステムを導入し、アコヤ貝の健康を管理する仕組み、その名も「貝リンガル」をつかっているという内容。
アコヤ貝は普段1時間に数回開閉するだけだが、脅威となるプランクトンのヘテロカプサがいると、口をなんども開閉を繰り返すことがわかり、「まるで言葉を話しているよう」だということで貝の言葉を理解するという意味で「貝リンガル」
この「貝リンガル」というネーミングも素晴らしいですが、「海のことは海の生きものに聞いたほうが早い」という発想が大切ですね。中途半端に人間の勝手な知識や考えで判断するより、「一番詳しいひとに聞く」という姿勢によって結果につながりやすいというよい事例ですね。