私、愛知県民です。
偉大なグラフィックデザイナーであり芸術家である、
ブルーノ・ムナーリという偉人の展示を
愛知県の僻地、清須でやっていると知り、
これは行かねばと思い出かけました。
「アートのなかの遊び」というタイトルを
どなたがつけたのか知りませんが、タイトルにぴったりな展示でした。
ブルーノ・ムナーリの、アートとかデザインに対する想いに
よせてタイトルをつけたと思われます。
会場の「清須市はるひ美術館」というのは、
どちらかというと、小さめな美術館で、
大きい美術館特有の“おごそかな”雰囲気はなく、
楽な気持ちで見れます。
美術館の中に、近所の子連れファミリーとおぼしき
小さい子供もいっぱいいて、きゃっきゃしてます。
とてもおだやかな空間です。
アートを壮大な“芸術”としてとらえるのではなく
身近な“遊び”として見る、というコンセプトに
(私の勝手な推測です。)
ぴったり、はまってると。そう感じました。
私が個人的に「見に行って良かった!」と感じたのは、
ブルーノ・ムナーリ氏の作品はシルクスクリーンの作品も多く
使っている色彩の鮮やかさや、バランスがとても心地よかった点です。
ブルーノ・ムナーリ氏がデザインした、
プロダクトの展示もあり、アートと商業を両立させた
偉人の功績がよくわかります。
グラフィックデザイナー必見です。
さて、展示もさることながら
会場の清須市はるひ美術館も素敵な空間でした。
これは愛知県の人しか分からないかもしれませんが、
本音いって、“清須”って微妙です。
(清須市民の方ゴメンナサイ)
とくに何があるって訳でもなく、繁華街もないし、
まぁ唯一、清洲城が有名?くらいなもんです。
あとはどんよりしたイメージです。
(清須市民の方ゴメンナサイ)
そんな街にこんな素敵な施設があるとは驚きです。
ちょっとした公園の中に、美術館があって
そこだけ空気が明るいというか、美術館オーラをもってました。
清須市はるひ美術館は、はるひ夢の森公園の中にあります。
公園内には謎のステージ。
フェスでもやるんでしょうか。
清須市民図書館です。
若干、図書館にしては小さいというか、
本の数ももっとほしいとろこですが、
中にテラスや池もあって、雰囲気は素敵です。
公園内で一番衝撃だったのがこれ。
ジャーン。お金いれて走る子供の遊具のやつ。
数年ぶりに見ました。
さすが、夢の森です。
この気の抜けた顔が、癒しをくれる。
そんな清須市はるひ夢の森公園です。