ネットと副業

コンビニドーナツ戦争がひと段落してもミスドは売り上げ落ちる

ドーナツ大好きです。ドーナツ食べてコーヒー飲むとほっこりする、あの感じ。なんでしょうね。ケーキや和菓子にはない感じです。

さて、2016年の記事ですが気になってたこちら。

日本でもっとも有名なドーナツチェーンといえばミスタードーナツ。そのミスドが2016年に、コンビニでドーナツを販売されるいう攻撃をくらったものの、致命的な影響はなく想定の範囲内だとしたことを取り上げた記事。

コンビニのドーナツ(主にセブンイレブンとローソン)がレジ横発売されて一時期は大騒ぎでしたが、いまではすっかり誰も話題にしなくなりました…

「ミスドやばいんやないか」「コンビニにあればミスド行く必要ないじゃん」的な。当時は「言うてもドーナツはミスドには勝てんやろ」といった意見もありました。ミスタードーナツ自身は「コンビニドーナツはさして影響ない!」と言い切ったわけです。

しかしその後順調に売り上げを落としております、ミスタードーナツ。
2017年3月期も売り上げ10%減。

2017年10月末に発表された決算短信でもミスドが含まれるフードグループは昨年対比で9.6%の減です。

ダスキンホームページより:http://www.duskin.co.jp/ir/library/result/pdf/duskin_2018_2q.pdf

売り上げが減少したのは不採算店舗をクローズしたことが原因としております。

 

なんの根拠もない個人的な推測ですが。

ミスドが売り上げ減少している原因は、単純に日本人のスイーツ選択肢が増えているからです。

コンビニレジ横ドーナツがはじまった2016年当時、すでにセブンイレブンのパンコーナーに置かれていたドーナツやセブンイレブンの質の高いスイーツ、一般的に広がったカフェでちょっとしたスイーツ食べたり、ポッキーなどのお菓子のラインナップが増えておりました。さらに、今ほどではないにしてもすでにInstaはありましたし、twitterなどのSNSで全国にあるマイナーなスイーツの情報を瞬時に手に入れられるようになっていました。

「ミスドに行かなくなった」わけではなく「他に食べるスイーツができた」だけです。

そんな当時、ミスドはマツコデラックスさんを起用したCMをバンバン流すものの、内容は100円セールドーナツのことばかり。コンビニドーナツがどうこうというよりは、ドーナツの価値をあげられなかった。むしろ100円セール連発しすぎて価値をさげてしまったのでしょう。

 

自分だったらどうするか?

もしも、わたしが今、ミスタードーナツの戦略担当だったらどうするでしょう?

見た目にかわいい、派手なラインナップを増やします。いまラインナップを見てみると、なんとも地味というか、味気ないです。ポンデリングですらなんだかひと昔前のイメージ…

フルーツがのってたりとか、見た目に派手で、インスタ映えとまではいかないまでも、食べてみたい!と思ってもらえる、多少単価が高くても、現場の手間が増えても(この人で不足のご時世ですが…)高単価商品を出します。タニタとコラボした健康的な商品も出しているようですが、人はスイーツにそんなこと求めておりません。普段がまんして、スイーツ食べるときは思いっきり贅沢に甘いものを食べたいのです。

同時に100円セールを定期的に展開します。100円だからっつってミスド来てみたけど、なんか美味しそうな新商品があるから買ってみよう。というストーリー。

ポジションのよくわからない飲茶はやめます。
あとはポイントの復活ですね。ポイント貯めたらグッズもらえるやつ。

と、好き勝手書かせていただきましたが、ミスドのオールドファッションが大好きなので、がんばってほしいです。