広告をデザインしたりマーケティングしたりするうえで、男性と女性の違いをしっかり理解しておくのって重要かと思って読んでみました。
なんとなくは感じているけど、実際に言葉にしたりや科学的根拠をみせられると納得してしまう内容が書かれています。女性が、いまだ根強い男性優位のビジネス社会で生きてくコツ。男性が女性との恋人・夫婦関係・職場での関係をうまく進めるコツがつかめる内容です。
自分なりに気になった点をまとめました。
・色を識別する錐状体細胞はX染色体で、女性はX染色体が2こあるためX染色体が1個の男性より錐状体のバラエティが多く、微妙な色の違いを識別できる。
・女性の皮膚ば敏感であるからこそスキンシップを大事にする。オキシトシンという女性ホルモンがあるので、男性の10倍は皮膚が敏感。女性は抱きしめるなどスキンシップが大切。
・女性は、何かをしてほしいとき「〜できる?」と遠回しに聞きがち。たとえば、朝、出かける準備で忙しいからパートナーの男性にゴミを出してきてほしいとき、「ゴミを出せる?」と言うことが多いが、それだと男性は能力の有無を聞かれている気がする。こういう場合、男性を動かすには「ゴミを出してくれる」というように「〜してくれる」のほうが男性は動く。
・男性の知覚と女性の知覚
男性の知覚の軸は、
・結果を出す
・核心にふれる
・目的を達成する
・地位や権力を手にする
女性の知覚の軸は、
・コミュニケーション
・協力
・調和
・愛
・共有
・人間関係
デザイン・マーケティングに限らず、日常生活や会社での人間関係を良好にすすめるうえで、男性と女性の違いが生活習慣によるものではなく、ホルモンや脳のつくりが原因もあるということを理解しておくことは、とても重要ですね。会社の同僚やパートナーに嫌な部分をムリに直そうとするのではなく、体のつくりの違いを知ったうえで付き合っていくと、自分も気分が楽になるのではないでしょうか。