「なんだかいまどき紙に印刷された本読むなんて時代おくれかなщ(゚Д゚щ)」
なんてスカして、電子ブックで読書生活をはじめようと画策したわけですが…
《電子ブック買う前に》その1 考えたこと.. – Netablog
《電子ブック買う前に》2 電子ブック本体を比較 – Netablog
《電子ブック買う前に》3 電子ブック本体を比較 Kobo vs Kindle 本体を見に行こう! – Netablog
《電子ブック買う前に》4 電子ブックアプリを比較 Kobo vs Kindle(ただしiPhoneアプリで) – Netablog
《電子ブック買う前に》5 電子ブックストアを比較&最終結果発表!! – Netablog
という具合にいろいろ比較してみましたが、結局、まだ電子ブックは買ってません!!!
欲しい本の電子版が100%あるわけではない
この点がとてつもなく大きいです。電子ブックなら何冊も持ち歩くのにかさばらなかったり、家の中に物が増えないのはハッピーです。
しかし!
「あ、この本読みたい」ってときに、紙の本しかないことがちょいちょいあります。
「電子書籍版はまだありません」
こうなると、本によって電子版買ったり紙版買ったり、てんやわんやです。
だったら、買うのはすべて紙の本のままのほうがいいわけです。
電子版のほうが紙の本より物流コストや在庫もたなくていいわけですから、出版社的に嬉しいじゃん!って思いますが、一方で一旦紙で発売しちゃった本を電子化するっつったって、1冊につき何百というページを電子化して、抜けがないかとか内容確認して、電子版の値段きめて…とまぁそれなりに作業工数がかかるわけで。
いつか世の中のすべでの本が電子化されて販売されるのでしょうか…
紙の本はなくならないのか
なんやかんやいって本屋業界は苦しいようで。
この日本出版販売株式会社は出版物の仕入れと配本業務などが主事業のようなので、一般的に「出版」と聞いてイメージする業界とは異なります。リアルの「本屋」が少なくなって紙の「本」を取次する仕事がない、という状態のようです。
とはいっても本を出す側の「出版」社は、紙だろうが電子だろうが売れりゃいいわけで、楽天とかAmazonが売ってくれりゃそれでOK。
紙の本と電子ブックとどのくらい原価が違うのかわかりませんが、電子ブックより紙の本が売れ続けるかぎり、出版社は紙の本を出し続けることになっちゃいます。
端末側の進化が必要か
紙の本が売れ続けるってことは、読む本の内容だけでなく、紙の本を読むという「体験」とか「感覚」が電子ブックには劣っているのではないでしょうか。
紙の本には、紙の手触りがあり、ペラペラめくる感覚があり、インクの匂い、紙の匂い、紙がくたってくる感じ、ページを折ったり、まだ電子ブックには到底及ばない、「感覚」を揺さぶるものがあるのでは。そこを凌駕しないと、便利さだけでは紙の本には勝てない気がします。
というわけで、しばし読書は紙の本でいきたいと思います。
気が変わらなければ…
おまけ:iPhoneで読書することについて
KindleとKoboアプリをお試しするために、しばらくiPhoneで読書してみましたが、電子ブックのように画面が電子ペーパーではないRetinaディスプレイなわけで、くっそ目が疲れます。
のでiPhoneでの読書はオススメしません( TДT)