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《朝の映画館の異変》秋元康はすごいな〜と感じたこと

先日、攻殻機動隊 新劇場版を観に行ったわけなんですが
そこで出会ったちょっとしたことが、自分にとっては、衝撃的でした。

人生初、朝の映画館にて

日中に映画には行くのがイヤなのです。

なぜなら、私、つねに一人映画だから…

日中の映画館といえばカップルや家族連れ、友達仲間といっしょに行けて、かつ手軽に遊べる最高のスポットなのです。そんなワラワラと人が集まるところに、一人でいるなんて、そこまで強靭なメンタルをもちあわせておりません( TДT)

そんなわけで、いつもだったら夜の21時とか22時くらいから始まるレイトショーを選んでいるのです。空いてるから。
『攻殻機動隊 新劇場版』もレイトショーやってたんですが、レイトショーやってる時期に都合がつかず、逃してしまったのです。

残るは、日中時間帯か、朝8時45分からという謎の朝時間しかやっておらず…
いままで気にしてなかったですけど、朝早くから映画館ってやってるんですね。

「さすがに、8時45分ならレイトショーと同じくらいガラガラだろ〜」

と、周りの人混みに気兼ね無く楽しめると信じて、8時45分の回に決めまして、休日にもかかわらず早起きして、映画館にむかったわけです。

・・・って朝からこんなに人おるんかーい!

と、一人心の中で突っ込みました。

なんだこれ。どうなっとるんや。

写真では、左のほうが写っておりませんが、写っている人の3倍ほどの数の人がワラワラ集まっております。

これ朝8時過ぎです。人が集まりやすい都心の映画館というわけではなく、車で行かないと不便な場所にある、郊外の映画館です。

グッズ売ってる売店にも長蛇の列です。よく見ていただくとわかりますが、店内も満員です。

くどいようですが、まだ朝8時過ぎです。

どうなってんだこれは?とこの集まりの人種をよくよく見ると、女性は皆無。そして、どことなくオタク感がにじみ出ている!!

なんの映画にこの人たちは吸い寄せられているんだ!?そんなオタク向けの映画やってる?
これが今話題のラブライバーってやつなのか??

これは調査せねば…

どうしても気になったので、自分の入るべきスクリーンをしれっと通過して、この人たちがどの映画のスクリーンに流れていくのか、後をつけてみました。

私が入るべきスクリーン10は右手前です。誰も入りません….

群衆が吸い込まれていくスクリーン4。

そこで上映されいたのものとは..!??

乃木坂46( ;゚Д゚)

えー!!?マジ!?すげー人気やな!

てか、名古屋にも乃木坂46のファンがこんなにもいたのね…
普段はいったいどこにひそんでいるんだ…

 

 

『悲しみの忘れ方』という映画

「乃木坂46なんて知らねーよ」という私の同胞にささぐ、
『悲しみの忘れ方』あらすじです。(TOHOシネマズのホームページより)

結成3周年を迎え、着実に知名度をあげてきた美少女アイドルグループ・乃木坂46。だが今までその舞台裏の姿はほとんど表には出されてこなかった……。 そんな彼女たちの素顔に初めてスポットが当てられた、待望のドキュメンタリー映画がいよいよ公開する。2011年8月、港区赤坂の乃木坂駅近くで36名の少女たちがお披露目された。久々の正統派アイドルグループの誕生に沸く一方で、マスコミやアイドルファンらの関心をひく彼女たちに課せられた“宿命”があった。それは「AKB48の公式ライバル」であること――。以来、常に国民的アイドルグループとの比較にさらされながらも、少女たちは夢のためひたむきに走り続けてきた。

10代そこそこの女の子たちが、地元の学校やめて上京してがんばってたり、一番遊びたい年頃に一生懸命仕事する姿は、誰がみてもちょっと感動しますよ。そりゃぁ。ずるい商売です(小声)。

音楽の販売や劇場の集客、CMや企業とのコラボレーションだけでなく、ドキュメンタリーまで公開してビジネスにするとは….秋元康が考えてるのか、広告代理店が考えてるのかはわかりませんが、恐るべしです。

この乃木坂46の映画も、朝8時45分から公開でして、売り場のディスプレイ見ると「満席」の文字。次の11時過ぎの回も「満席」の文字。

恐ろしいビジネスです。

ちなみに私が観た『攻殻機動隊 新劇場版』、100人くらい入るスクリーンに10人くらいしかいませんでした( TДT)